YouTube動画を引例に挙げられた時の対処法

特許出願において動画(YouTube動画)を引例に挙げられることがあります。
その場合に有効であった反論をご紹介します。

・動画の公開日を否定する

拒絶理由通知では、動画の投稿日をもって動画が公衆に利用可能となったと認定されてます。
しかし、YouTubeでは、動画を非公開に設定して投稿でき、このことはYouTubeのヘルプページにも記載されています。
そこで、意見書において、投稿日には非公開設定であった可能性がある(本願出願前に公衆に利用可能であったか否かについて疑義があるため、引例から除外されるべきである)と主張をします。
さらに、その具体的な証拠として、 また、アーカイブサービス「Way Back Machine」のエントリー(本願出願日(優先日)と前の日付のエントリー)において、動画が公開されていないこと(エラー表示されていること)を指摘します。

実際、特許・実用新案審査基準(第III 部 第2 章 第3 節 新規性・進歩性の審査の進め方 3.1.2(2)b)には、『出願人から具体的根拠を示しつつ反論がなされ、掲載時期又は掲載内容について疑義が生じた場合・・・出願人からの反論等を検討した結果、その疑義があるとの心証が変わらない場合は、審査官は、そのウェブページ等に掲載された発明を引用しない。』と記載されています。
そして、本願優先日後である2013年5月18日のエントリーのみが、以下の画像の ように動画を実際に表示しています。

○作者コメント
・本コンテンツを改良、変更、又は応用したコンテンツについて、本投稿のコメント欄に投稿して頂けると嬉しいです。
・本コンテンツについては、業としての利用を含み、自由に改変、複製、譲渡、公衆送信、及びその他の利用行為を行うことを許諾します。ただし、公序良俗に反する態様での利用行為については禁止します。
・私は、上記許諾範囲内において、本コンテンツに係る著作権、著作者人格権、及びその他のいかなる権利も行使しないことを約束します。
・本コンテンツ又は本コンテンツを改変などしたものの利用については、利用者が一切の責任を負い、作者は当該利用によって生じた結果についていかなる責任も負いません。

2+

コメントする